夏の生活と食事の養生法(8月)
8月も半ばに入り、暑さで睡眠が浅くなっている人もいるかもしれません。
この時期に、多いご相談は、疲れや、不眠、お腹の症状(便秘・下痢・軟便など)です。
不眠(なかなか寝つかない、睡眠が浅い)のご相談は、季節を問わず年間を通じて訴えの多い内容の一つです。
猛暑が続くことで夜にぐっすりと眠れない、食欲が落ちる、お茶・ビールなど冷たい飲食物をたくさん摂ることで、さらに胃腸の働きが悪くなる、疲労が回復しないという悪循環で、夏の疲れがたまります。胃腸の調子を崩さず、質のよい睡眠をとれるかどうかが、疲れにくい体づくりのポイントです。
朝起きた時は、体温より高めの白湯または常温の水を摂るようにし、日中の水分補給は常温の水を摂るようにしたいですね。
2016年8月10日