漢方に食養生を併せてアドバイスしています
私たちのカラダは、毎日の食べ物からできています。
食物から栄養をとり、新しい組織(筋肉や、粘膜)、血液などを作っています。
食べ物には、栄養(ビタミン、ミネラル、微量元素)と、性質(体をあたためるもの
、体を冷やすもの、体を乾かすもの、体に潤いを与えるものなどの性質)を持ち合わせています。
体に合う食べ物であれば、積極的に食養生をとり入れたほうが、将来の健康生活にきっと役立
つでしょう。
一方で、アレルギー体質でない限り、体に合わない食べ物を1回食べても体の変化をほとんど感じ
ませんが月、年単位で頻度を重ねて食べてゆくと、悪い影響が出てくることがあります。
その結果、体の不調を起こします。
(たとえば冷え性なのに、健康に良いからと思って青汁を飲みつづけていると、ますます
体を冷やします、胃が悪いのに、お酢を続けて飲んでいると、ますます胃が悪くなります)
体に合うものであればよいのですが、合わないものであれば、いったんお休みしていただく
必要があります。
では、食生活の改善だけで、長く続いてきた体の不調がすぐよくなるかといえば、
これまでの私の健康カウンセリングの経験から、実際には目に見えてなかなかよくならないことが
多いです。
辛い症状をとり、改善してゆくために併せてお薬が要ります。
漢方薬は、食べ物の延長線にあります。体をあたためたり、冷やしたり、うるおしたり、
乾かす効果をもちます。食べ物と比較して、効き目があり、体感を得やすいです。
また、体に合っていたら、漢方薬を長く続けて飲んでいても副作用はありません。
ですから今、不調でも体に合う食べものに漢方薬を組み合わせれば、体が楽になり生活の質も
良くなっていきます。
以上の理由から、漢方と食養生を組み合わせるのがベストです。
けやき堂薬局では長年の健康カウンセリングの経験を生かして、お客様にマンツーマンで
アドバイスしています。
お気軽にご相談ください(カウンセリングは、完全予約制です、お越しに前に必ず電話で
お問い合わせください)。