花粉症の漢方と、養生方法
花粉症の食事と生活養生の方法は、甘い食べ物・糖質の高い食べ物(菓子、果物、アルコール)と、炭水化物(糖質として体の中で分解されるもの、米、小麦粉、イモ類など)は、2-3日間摂取を控え、ウオーキングを少し汗ばむ程度に行います。そして体重を1-2キロ減量すると、3日くらいで軽減されてきます。
お勧めの最初のお薬(漢方が主成分のもの、よく効いて、眠気や口の渇き、体のだるさといった副作用のないもの)には、鼻水、軽い鼻づまりなら、「ホノビエン錠」、鼻づまりの症状だけの強い時は、「ホノミビスキンカプセル」、体質改善のためには、「メーテミル」または、「ルミンA」です。ホノビエン錠については、試供品(2日分を100円でお試し可能です)をご用意しておりますので、お試しになりたい方は、気軽に直接ご来店にて、けやき堂薬局までお申し付けください(目のかゆい方によく効く漢方薬もあります、副作用はほとんど出てこないので安全です)。
花粉症の時期を楽に過ごすために
先月は、寒い日が続いたこと、雨の日が多かった影響があり、花粉症をはじめとする季節性のアレルギーの方は、例年と比べて少なかったものの、3月に入って日中の気温が15度を超え出してから、花粉症の症状を訴える方が急に目立つようになりました。
最近では、一昔前と比べて20代の若い女性もマスクを恥ずかしがらずに予防で着用するようになっているように感じます。
花粉症は、鼻水・鼻づまりの症状だけでなく、咳がひどくなったり、肌の炎症(かゆみ、赤み、腫れなど)が顕著に出てきたりすることも珍しくはありません。鼻炎の症状を以前からお持ちの方は、ご自身で何らかの対処法を心得ておられている方もいます。私がお客様に接していて強く感じることは症状を軽く、この時期を楽に過ごすためには、どれだけ早くお薬の服用や養生を開始し、徹底できたかということにつきるでしょう。症状が最大限に出てくるまで我慢し(養生もせずに)、いざ対応しようとしても、お体が楽になるまでに、ずっと時間を要することもしばしばです。おかしいな、と思ったら、早めに対策を立ててスタートしましょう。
次回は、花粉症の養生法とお薬について紹介する予定です。