「漢方薬は長く飲まないと効果が出ないのですか？」

初回カウンセリングの際に、お客様から、漢方薬は長く飲まないと効果が出ないのですか？と聞かれることがあります。

風邪や鼻炎、その他の症状なども含めて、かかってすぐ（かかったかな？と思う段階も含めて）の初期状態であれば、服用した日～数日のうちに改善することが多いです。。
しかも、体にあっている漢方であれば、眠気や体のだるさは出てきません。
即効性を求めるのであれば、漢方薬は症状の出始めの段階で飲むことに越したことはありません。

それに対して慢性病（かかって長い病気や症状）であれば漢方を飲んで良くなるのに（良くなった体感が得られるのに）数週間から数ヶ月、体質改善目的（症状が繰り返し出てこないようにする）であれば、数年の時間がかかります。

けやき堂薬局では、お客様のお困りの症状がすっかり良くなられたら、お客様の希望を伺い、希望の方には体質改善の漢方を少しずつ長く飲んでいただいています。
辛い症状を繰り返すことを防ぐ目的と、今後の健康を維持する目的です。
お客様からは、症状を再発すると良くなるのにまた時間も費用もストレスもかかり、その上お仕事（家事なども）ができなくなったら困るので、体質改善をしたいとおっしゃっています。

本日、カウンセリングにお越しのお客様は、最初お困りだっためまいが半年ほどですっかりと良くなり、良い状態が4年以上続いています。疲れたりすると、毎日の体質改善の漢方に加えて、症状にあった漢方を時々お飲みになられています。お孫さんのお世話と家事がスムーズにできると喜んでおられました。