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無農薬野菜を食べた方が良いですか?というご質問に対する返答

 お客様から、「無農薬野菜を食べた方が良いですか。毎日続けるとなると高額となり、長続きできません。」と質問されることがあります。

 食材は無農薬または低農薬で、近くの土地でとれたもの、特に旬のものが一番良いです。長所は、栄養価が高くて、食材そのものの味がしっかりとしていることです。近郊でとれたものを販売している八百屋さんの野菜には安心感がありますね。しかし、都市部ではそれらの流通量が多くなくて手に入れにくいのが短所です。

 これは私(岡北)の考えです、入手が難しければお近くのスーパーで販売されている野菜、食材で十分です。実は我が家も近所のスーパーで大半を購入しています。旬の野菜を中心として食べて、食材からバランス良く栄養素を摂取するようにしましょう。

 それから特に気を付けたいことはカット野菜、コンビニ弁当、出来合いの総菜には、本来食材に含まれているはずのミネラル(亜鉛、銅、鉄など)が途中の加工の段階でかなり抜けてしまっていることです(参考書籍 食べなきゃ、危険!―食卓はミネラル不足 小若順一 国光美佳ら(著))。

 人間は、体内でミネラルを作り出すことが出来ないため、それらを食材から摂っていく必要があります。体の中にミネラルが過不足なくあることで、ホルモンや神経伝達物質をつくる酵素の働きを助けたり、生理機能を整えたり、毒素の排出・分解などが出来たりします。日々の食事をなるべく食材から摂ることをお勧めします。

 一人暮らしの方で、簡単で栄養バランスのよい調理法や、食材でミネラルを手軽にとる方法を知りたい方、気軽にご相談ください。生活背景の合わせたレシピ、おすすめの食品、商品をご提案します(要予約)。

2023年2月13日

漢方薬、生薬、自然薬(松寿仙、紫華栄など)等の安全性

 けやき堂薬局に足を運んでくださっているお客様から健康相談を受け、生活背景とお体の経過等を伺っておりますと、健康に対する意識の高い方が多いことを感じています。普段の過ごし方や食べ物の内容、ご家族の元気に過ごすために心がけていることなど、お客様から話をされる方もいます。

話の中で、当店でお求めになっている漢方薬や、自然薬(松寿仙、紫華栄、風治散など)に残留農薬があるのかどうか、また液体の医薬品に含まれる保存料に対しての質問を受けることがあります。

 結論を申し上げると、当店で取り扱っている生薬、漢方薬、自然薬、天然原料を用いている医薬品は、残留農薬、重金属、微生物、カビ毒を、わが国で定めている基準値以下であるかどうか製造前、製造中、製造後にわたって二重、三重にチェックされたものです。

食品衛生法のポジティブリスト基準、日本薬局方の基準の他、製造会社独自に定めている自主基準に照らし合わせています。商品1ロット(ロットとは、同種の商品を生産する際の最小単位)ごとに検査をし、基準を満たして合格したものを仕入れし、お客様へ販売しています。

 液体の医薬品(パッケージ品)には、保存料を入れるように法律で決められています。コンクレバンや、松寿仙、婦人宝など。そのため、液体の医薬品の場合は、保存料が必要最低限にとどめて入っています。お体のデリケートな方、妊娠前から妊娠中、授乳中の方、赤ちゃんからシニアの方まで幅広い層で服用されています。

長期で継続して服用して体に害があらわれないように保存料の成分を選んでいるそうです。当然のことながら、慢性毒性試験に合格をしています。そして何より、コンクレバンと松寿仙は、販売開始から50年以上の歴史があります。この歴史は、安全性と有効性が認められている信頼の証です。

 安全性を重視して品質を吟味した上で、商品を取り扱っています。内容のことでわからないことがございましたらその都度お尋ねください。