自然治癒力を高める
暦の上では春になりましたが、全国的に寒さが厳しいですね。寒さが緩んでいる日も、気温差が大きいので暖かい服装で、外出をしましょう。体の内側から体を温める食材を摂ったり、漢方を飲んだりすることで陽の気(体を温めるエネルギー)を守ることが出来ます。寒邪を発散させ、体を温める食材には、にら、ねぎ、しょうが、とうがらし、シナモン、さんしょう、玉ねぎ、よもぎなどです。
私たちの体には恒常性が備わっています。恒常性と自然治癒力は、どちらも体の健康を保つための重要な仕組みですが、異なる役割を持っています。
恒常性は、体を一定の安定している状態にまで保とうとする機能のことです。血圧や血糖値、体温などが挙げられ、自律神経(意思で制御できない)、ホルモンの調整、体性神経(運動機能や反射など、意思で制御できる)が協力して調整しています。例えば、暑熱時には、血管が広がり、汗をかいて体温を下げます。反対に、寒冷時には血管の収縮・ふるえなどが生じて熱が産生され、体温を上げます。
自然治癒力は、けがや病気の際に、体を修復する機能です。免疫細胞がウイルスや細菌を見分けて闘い、回復を図ります。
簡単に言うと、恒常性は体の状態を安定させるための仕組みであり、自然治癒力は体が病気やけがを治す力です。どちらも健康を維持するために重要な役割を果たしています。
薬の効果は、治療薬の効果(治療効果)+自然治癒力+プラセボ効果(心理的な要因)によって発揮されると言われています。
松寿仙は、恒常性を保ち、自然治癒力を高める、滋養強壮の効果があります(参考:松寿仙の添付文書)。松寿仙は、アカマツ、クマザサ、薬用人参の3つの天然成分から作られていて、これらの成分が体のバランスを整え、自然治癒力を高める働きをします。そのため、病院などの治療薬を服用中であっても、併用することで、効果を発揮しやすくなるでしょう。
松寿仙は副作用が少なく、長期間服用しても安心な点も魅力です。
自然治癒力を高めるためには、バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動なども大切です。松寿仙は、これらの健康的な生活習慣を補う役割を果たしています。
けやき堂薬局にお越しになられたお客様でご希望の方に、温かい松寿仙をご用意しておもてなしをしています。店内では、松寿仙をウーロン茶で割っており、初めて飲む方も飲みやすいとおっしゃってくださいます。
赤ちゃんから、妊活中、妊娠中、授乳中、働き盛りの方、シニアの方まで、家族みんなが飲めます。
20年以上、我が家では義父、夫、小学生の息子、私で飲んでいます。(岡北)
最近多い、健康相談の内容(2月)女性の更年期の症状、慢性疲労など
最近けやき堂薬局に多く寄せられるご相談は、女性の体の悩み(更年期の症状、子宝、生理不順)、自律神経の症状(不眠、慢性的な疲労、不安)、アレルギーの症状(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎)です。季節の影響を受けて、体に熱がこもっている人よりも、冷えの自覚のある人のほうが多いようです。
2月の旬の食材は、かぶ、キャベツ、小松菜、菜の花、セロリ、大根、ブロッコリー、水菜、ホウレンソウ、ゆず、サバ、キンメダイ、タラ、ひらめ、ワカサギです。
暦の上では春になりましたが、2月前半は全国的に寒さが厳しくなると言われています。寒さが緩んでいる日も、気温差が大きいので暖かい服装をして、外出をしましょう。
また、体の内側から体を温める食材を摂ったり、漢方を飲んだりすることで陽の気(体を温めるエネルギー)を守ることが出来ます。寒邪を発散させ、体を温める食材には、にら、ねぎ、しょうが、とうがらし、シナモン、さんしょう、玉ねぎ、よもぎなどです。体を温める漢方、自然薬は、婦人宝(ふじんほう 液・第2類医薬品)、輝若錠(きじゃくじょう 第3類医薬品)、紫華栄(しかろん 顆粒・第3類医薬品)などです。