新薬・漢方薬によっては、併用の出来るもの、出来ないものはあります。
同じ成分のもの、体を温めものと冷やす働きのあるもの(たとえば、葛根湯など体を温める作用のある漢方薬と、新薬の解熱鎮痛薬)の併用などは、効果をお互いに減弱すると考え、同時に飲むことを避けていただいています。
漢方薬をご提案する際は、当然のことながら病院の治療(特に高血圧、心臓病、糖尿病、免疫の病気など)の妨げとならないように十分配慮しています。 漢方薬と、病院の新薬とを併用される際、1-2時間くらいあけて服用いただくこともありますし、「同時に飲んでくださってよいですよ」、とお答えすることもあります。
お客様のお飲みになられているサプリメントの中には、漢方薬と同じ成分が入っているときや、体質にとって真逆だと考えられるもの(たとえば、体を温めたいときに、アロエなど冷やすはたらきのあるもの)をお飲みの際、そのサプリメントを一時休んでもらうこともあります。
漢方薬と一緒にお飲みになられて問題のないサプリメントであれば、「同時に飲んでいただいてもよいですよ」とお答えしています。
いずれの場合も、お客様が元気になり、健康維持をしていただくために必要な事項です。
初回カウンセリング時、継続の方は、フォローカウンセリング時、病院のお薬の内容が処方されているときや、変わったとき、サプリメントや一般の売薬をお飲みになるときは、当薬局薬剤師まで、気軽にご相談ください。