漢方薬で血管を丈夫にすることで血管の病気を予防
降圧剤を飲んで、血圧をさげることだけでなく、漢方薬で血圧が上がる要因(ストレス、水分代謝の低下など)を改善します。降圧剤でコントロールが難しい方も、漢方薬との併用で、日内変動を小さくすることが可能になります。
また、予防、健康維持目的の場合は、漢方薬で血管を丈夫にすることで、血管の病気(脳卒中、腎臓の機能低下、心筋梗塞)の予防をすることができます。
血圧が常に高くなっている状態を高血圧
血圧が常に高くなっている状態を高血圧と、言います。
最近では、ストレスや肥満が原因で職場や夜間に血圧が高い人もいます。高血圧は血管の状態により、血管の中に流れる血液量が多い場合、血管が細くなっている場合、又は前夜と後者の両者混合の場合があります。
高血圧になると困ることは、将来、腎臓が悪くなって腎不全になって人工透析をしなければ生命を維持できなくなること、脳卒中や心筋梗塞など、命にかかわる病気を起こしやすくなることです。
ほとんどのケースで、降圧剤と並行して、漢方薬を飲むことが可能です。
血圧の薬をのみだしたら、一生薬を飲まないといけないのか、という質問を受けることもありますが、減らしてゆくことのできるケースが、これまでに何度か経験しています。それは減量に成功した場合や、環境が変わって夜にぐっすりと眠れるようになった場合などです。その場合は、血圧の薬を飲まなくても、基準値以下をキープできています。
しかし、いつ減らしてゆくかについて、決して自己判断で決めるのではなく、主治医と相談の上で減らしてください。
病院本来の治療を邪魔することなく、漢方薬を安全にお飲みいただけます。
一般的な養生法
- 体重や体脂肪の多い人は、標準体重まで減量する
- 糖質・脂質の多い食事を控え、和食中心にする
- 食事時間が遅い人は、夕食中心から、昼食中心の食生活に変える
- 適度な睡眠を心がける
- ストレスをためないように、発散する
- 体の冷えやすい人は、体を温める(入浴の際は、ゆったり湯船に浸かる、など)
- 毎日の快便を心がける(便秘をしない)
漢方薬
冠心二号方、釣籐散、サイロなど
けやき堂薬局での対応
降圧剤を飲んで、血圧をさげるだけでなく、漢方薬で血圧が上がる要因(ストレス、水分代謝の低下など)を改善します。降圧剤でコントロールが難しい方も、漢方薬との併用で、日内変動を小さくすることが可能になります。
また、予防、健康維持目的の場合は、漢方薬で血管を丈夫にすることで、血管の病気(脳卒中、腎臓の機能低下、心筋梗塞)を予防することができます。
高血圧に対応する漢方薬は、うっ血をとり、血流をよくする漢方薬、血管を丈夫にする漢方薬、ストレス対応の漢方薬などを使い分けます。
費用(ステロイド剤は使用していません)
- 改善目的で、1ヶ月7000円~20000円前後
健康維持・予防目的の段階になると、費用がリーズナブル(改善目的のときの1/2-2/3程度)です。